「竹島も戦争で取り返すしか」 丸山穂高議員が１日にも妄言

先月３１日、与党と無所属議員６人が日本の輸出規制強化などを糾弾し、独島（トクト、日本名・竹島）に上陸すると語り、「竹島も戦争で取り返すしかない」と主張した丸山穂高衆議院議員（３５）が、１日にも妄言を続けた。

「ＮＨＫから国民を守る党」の丸山氏は、「丸山穂高議員みたいな人が竹島に行って、住んだりすれば、日本国として認められやすい」と戦争発言を批判したネットユーザーの指摘に、３億円で（独島に）行くと妄言を吐いた。そして、「とりあえず調査費で､今年度臨時でまず３億円ほど。来年以降その調査に基づいてどんどん追加予算をお願いします。振込先は丸山のＨＰをご確認ください」と返答した。これに対して抗議が相次ぐと、丸山氏は「政治資金の寄付上限は年間２千万」とし、冗談だったと述べた。

菅義偉官房長官の相異なる対応も議論になっている。菅氏は２日、定例会見で、丸山氏の妄言に対する記者の質問に、「個々の議員の発言について、政府としてコメントは差し控えたい」と述べた。菅氏は今年５月初め、丸山氏が泥酔状態で、ロシアと領有権をめぐって争っている北方領土を「戦争で取り返す」と発言したことに対して、５月１４日の定例会見で、「誠に遺憾だ。政府の立場と全く異なる。本人が責任を負わなければならない」と積極的に釈明した。


東京＝キム・ボムソク特派員 bsism@donga.com