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50年後はロケットに乗ってロンドン~ニューヨーク間を30分で移動、英学者たちが50年後を予測

50年後はロケットに乗ってロンドン~ニューヨーク間を30分で移動、英学者たちが50年後を予測

Posted September. 02, 2019 08:43,   

Updated September. 02, 2019 08:43

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空を飛ぶタクシー、自ら清掃する家、水中高速道路まで…。

三星(サムスン)の後援を受けた英国の未来学者6人が、50年後の未来の姿を予測した報告書「三星KX50、ザ・フューチャー・イン・フォーカス(The Future in Focus report)」を発表した。業界によると、英科学技術協会(TechUK)のジャクリーン・デ・ローハス代表、王立工学院のリース・モルガン博士などは最近、三星電子が英国ロンドンに構えた大規模な体験店「三星キングスクロス(KX)」のオープンを記念して、報告書を公開した。

英国の未来学者たちは、50年後の2069年には、英ロンドンと米ニューヨークを30分以内で走破するロケット飛行が可能だろうと予測した。現在、旅客機で7時間ほどがかかる飛行時間が、14分の1に減るわけだ。これまで大西洋を最も早く走破した飛行機は、2003年に運航が中止となったコンコルド旅客機(約3時間)だ。

また、学者たちは、水族館の海上トンネルを連想させる水中高速道路が、欧州各地に建設されると予想した。三星の関係者は、「この水中トンネルは、英国とノルウェーなどのスカンディナヴィア諸国を1時間内に結び付けるだろう」と予測した。

報告書は、ファンタジー映画のハリー・ポッターに登場する「クィディッチ(ほうきに乗って空を飛びながらするホッケーの試合)」、ドローンのような飛行タクシーやバスなども現実化されると予想した。宇宙で一晩を過ごす「宇宙ホテル」、家に設置されたロボットたちが自ら掃除をする住宅、すべての言語を通訳する人体埋め込み型チップ、人間の脳とインターネットを接続する技術なども開発されると予想した。人工知能(AI)を搭載したロボットの友人やヘルパー、バーチャルリアリティ(VR)を通じた映画出演、ロボット医師なども50年後には日常になる見込みだ。

のみならず、将来の学者たちは、昆虫が50年後に主要タンパク質供給源になると予想した。昆虫ケバブやバーガーが流行する可能性があるという意味だ。三星KXの展示担当者ターニャ・ウェラーは、「三星は常に未来に備える革新企業であり、これからも人間中心のイノベーションのために技術を発展させ、障害物を取り除いていくだろう」と語った。


柳根亨 noel@donga.com