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献血200回を記録した空軍少領

Posted August. 29, 2019 08:10,   

Updated August. 29, 2019 08:10

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「隣人の尊い命を助けることに力添えをしたかったのです」。28日、大田市儒城区(テジョンシ・ユソング)の「献血の家老隠(ノウン)駅センター」。アン・サンギ空軍少領(43=学士106期)は、簡易ベッドに横になって献血をしながらこう言った。アン少領はこの日、200回目の献血を行った。献血後は妻オ・ユンギョンさんと一緒に、これまで集めてきた献血証120枚を患者の治療に使ってほしいと、大韓赤十字社に寄贈した。

アン氏の「命の分かち合い」は26年前にさかのぼる。1993年、空軍航空科学高校2年生の時、偶然献血バスに乗って初めて献血をしながら、世界と近所の人に小さな助けになれることに胸が満ち溢れたことを感じ、それから今まで献血を実践してきた。献血のために、禁煙や節酒はもちろん、運動も着実に行っている。誰かの命を助けるために、より健康な血液を提供したいからだ。病院診療や薬の処方を受ける時も、献血に問題がないかどうかを精細に確認する。

アン氏は1998年と2000年に大韓赤十字社から、献血功労者銀章(30回献血)と献血功労者金章(50回献血)も受け取った。献血だけでなく、社会福祉施設である忠清北道忠州(チュンチョンブクド・チュンジュ)の「ナヌム(分かち合いという意)の家」と淸州(チョンジュ)の「聖母花の村」に定期的に後援しており、造血幹細胞(骨髄)寄贈希望登録をするなど、隣人への愛も実践していると空軍は伝えた。1995年に下士で任官して軍服務を始めたアン氏は、2001年、空軍学士将校に志願し、今は航空兵器整備将校として服務している。アン氏は、「献血という小さな努力が他人の命を救う大きな助けになれる」とし、「多くの方々が周りにある献血の家を訪れて、命の分かち合いに参加して欲しい」と語った。


尹相虎 ysh1005@donga.com