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現代・起亜自、ビルトイン電動スクーターを披露

現代・起亜自、ビルトイン電動スクーターを披露

Posted August. 28, 2019 08:17,   

Updated August. 28, 2019 08:17

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「車を駐車後、最後の目的地までスクーターに」

現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車が27日、自動車ビルトインタイプの電動スクーター(写真)を公開した。移動の開始から終了まで責任を負ういわゆる「トータルモビリティソリューション」の一環だ。現代・起亜自は、車から降りた後に活用できるこの電動スクーターを、2021年に発売される新車から選択装置として搭載することを検討していると明らかにした。

車両に搭載された電動スクーターは、運行過程で発生する電気を活用して自動的に充電される。リチウムイオン電池を搭載し、1回の充電で約20キロを走行できる。最高速度は時速20キロに制限される予定だ。3段に折り畳まれるデザインを適用してサイズが小さく、重量は7.7キロで、現在販売中の似た種類の製品の中で最も軽い。

電動スクーターは、車では行けない最終目的地までの区間を意味する「ラストマイル(Last Mile)」で使う個人型移動手段の一つだ。グローバル自動車業界では、ラストマイルの区間を活用する競争がすでに本格化している。米フォードがこの区間にロボットを投入して配送に乗り出している中、日本のトヨタは自律走行車を活用したサービスを披露した。

グローバルコンサルティング企業マッキンゼー・アンド・カンパニーは、米国や欧州、中国で共有ラストマイルモビリティ市場が2030年は5000億ドル(約605兆ウォン)まで拡大すると予想している。韓国国内のラストマイルモビリティ市場も、2022年に6000億ウォン規模になるとみられる。


金道炯 dodo@donga.com