曺国氏の長官任命に「適しない」４８％、「適している」１８％ KBS世論調査

法務部長官候補に指名された曺国（チョ・グク）氏（５４）が長官を務めるのに「適していない」と答えた人が５割に迫る世論調査が出た。

２５日、ＫＢＳの「日曜診断ライブ」が公開した世論調査によると、曺氏が法務部長官として適切な人物かを問うアンケートで４８％が「適していない」と答えた。「適している」は１８％だった。「不適切」が「適切」の２倍を超えたのだ。残り３４％は、判断を留保した。この調査は、韓国リサーチが２２日と２３日にかけて、全国の満１９歳以上の男女１０１５人を対象（９５％の信頼水準、標本誤差±３．１％）に行われた。

回答者は、子供の論文や入試で特恵を受けた疑惑が、最も解明されるべき事案（６５％）だと答えた。続いて私募ファンド投資を巡る疑惑（１３％）と熊東（ウンドン）学園訴訟を取り巻く疑惑（１０％）の解明が必要だと回答した。

高位公職候補の人事聴聞会における候補者の家族に関する検証については、「必要だ」が７０％で、「必要ない」（２５％）より多かった。

曺氏の長官任命には、「賛成」が多かった１週間前の調査から賛否が逆転したのだ。１週間前の１８日に、同機関が曺氏の長官指名について問うたアンケートでは、「適切な人事」（４２％）が「不適切な人事」（３６％）を上回っていた。

曺氏に長官任命について、大統領府ホームページの国民請願掲示板には２５日午後２時までに、任命反対（約２０万３０００人）と任命賛成（約３５万７００人）が、ともに大統領府の回答基準（３０日以内の２０万人）を超えた。


キム・ウンジ記者 eunji@donga.com