ギャラクシーノート１０、ＬＴＥモデルも発売か

第５世代（５Ｇ）専用モデルとして、韓国国内での発売を控えている三星（サムスン）電子の最新スマートフォン「ギャラクシーノート１０」が、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ・４Ｇ）モデルとしても出てくる可能性が出ている。

１９日、モバイル通信業界によると、ＳＫテレコムとＫＴ、ＬＧユープラスの通信大手３社は、三星電子とギャラクシーノート１０のＬＴＥモデルの発売について協議している。

ギャラクシーノート１０は、海外ではＬＴＥモデル、ＬＴＥ・５Ｇの並行モデルとして発売されるだけに、韓国内で５Ｇ単独モデルだけを発売することについて、発売計画当初から不満の声が上がった。韓国内で５Ｇ市場がまだ成熟していない状況で、韓国内消費者の選択を制限するという指摘が出たからだ。これに先立って三星電子の前の最新作である「ギャラクシーＳ１０」は、ＬＴＥモデルと５Ｇモデルが３月と４月に相次いで発売された。

科学技術情報通信部と通信業界は、利用者の便宜のために、三星電子にギャラクシーノート１０のＬＴＥモデルの発売を要請したと明らかにした。通信会社の立場では、高価な５Ｇ料金制の開通が有利だが、料金プランを変更せず、スマートフォンだけを変えたいＬＴＥ加入者を考慮する必要もある。

２３日からギャラクシーノート１０の５Ｇを公式販売する予定の三星電子は、ひとまず計画通りに製品を発売することにした。業界関係者は、「米国で販売するギャラクシーノート１０のＬＴＥモデルと韓国内で出す５Ｇモデルの価格はほぼ同じだ」とし、「韓国国内向けＬＴＥモデルを追加で出すためには、開発プロセスとフィールドテストなどに時間がかかるだろう」と語った。


郭道英 now@donga.com