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深夜「半々タクシー」が走る…乗客は2人だけ、料金は半分ずつ

深夜「半々タクシー」が走る…乗客は2人だけ、料金は半分ずつ

Posted July. 12, 2019 10:56,   

Updated July. 12, 2019 10:56

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深夜の乗車難を訴える乗客が、タクシーを同乗して帰宅できる道が開かれた。飲食創業者同士がキッチンを一緒に使い、ここで作った食べ物を販売・流通できる「共有キッチン」サービスも可能になった。

科学技術情報通信部は11日、「第4次新技術・サービス審議委員会」を開き、このような内容の規制サンドボックス適用事業7件(実証特例2件、臨時許可5件)を承認した。規制を免除したり軽減する規制サンドボックスは、特定期間、限られたエリアで免除する「実証特例」と一時的に製品やサービスの市場投入を認める「臨時許可」に分けられる。

「自発的同乗」を希望する乗客のための「半々タクシー」は、同日、乗車共有事業としては初めて実証特例を受けた。アプリで呼び出した乗客2人の移動経路が70%以上重なれば、同乗でき、タクシー料金は半分ずつ、呼び出し料は各自が負担する。運営会社であるKORNATUSのキム・ギドン代表は、半々タクシー運転手の短距離運行を促すために、既存の3000ウォンで限られた深夜(0時〜午前4時)の呼び出し料を引き上げてほしいという趣旨で、2月に実証特例を申請した。政府は、ソウルの6圏域に限って半々タクシーの呼び出し料を、時間帯別に△午後10時〜夜12時は4000ウォン(1人当たり2000ウォン)、△0時〜午前4時は6000ウォン(1人当たり3000ウォン)で、従来より引き上げた。

このほか、△共有キッチン基盤の飲食プラットフォーム(シンプルプロジェクトカンパニー)、△衛星測位システム(GPS)基盤のアプリメーター(T-money、リラソフト、SKテレコムの3件)、△太陽光発電モニタリングサービス(大韓ケーブル)、△QRコード基盤020決済サービス(インスタペイ)なども、同日の承認案件に含まれた。ただ、注目を集めたピンテックスタートアップ「モイン」の「ブロックチェーン基盤海外送金サービス」は、資金洗浄などの副作用の懸念で保留判定を受けた。


金在亨 monami@donga.com