Go to contents

「ワームビア法」を含む国防権限法案、米上院で可決

「ワームビア法」を含む国防権限法案、米上院で可決

Posted June. 29, 2019 09:16,   

Updated June. 29, 2019 09:16

한국어

米上院が27日(現地時間)、北朝鮮に対する新たな金融制裁などが含まれた2020会計年度(2019年10月~20年9月)国防権限法案を86対8で可決したと、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)などが伝えた。国防権限法(NDAA)は、国防予算編成の根拠になる法律で、毎年制定される。

特に、北朝鮮当局に逮捕されて植物人間状態で帰国し、17年に死亡した米国人大学生、オットー・ワームビアさんの名前を取った「オットー・ワームビア対北朝鮮銀行業務制裁法案」(ワームビア法)」も含まれた。これは、北朝鮮と取引する個人や金融機関が米国の金融機関と取引できないようにする「二次的制裁」を含んでいる。国防権限法案は、在韓米軍を2万8500人以下に削減することも禁止した。

米下院でも2020会計年度国防権限法案が常任委の軍事委員会を通過し、本会議に付託される予定だ。上・下院を通過した法案は、大統領の署名を経て発効される。


朴湧 parky@donga.com