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金学義事件の捜査結果に不満?過去事委の評価を先送りした法務部長官

金学義事件の捜査結果に不満?過去事委の評価を先送りした法務部長官

Posted June. 07, 2019 08:49,   

Updated June. 07, 2019 08:49

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朴相基(パク・サンギ)法務部長官が先月末に終わった検察の過去事委員会の活動に対する記者懇談会を開くことを検討していることが6日、分かった

長官就任後に過去事委の発足を指示し、直接名前までつけた朴長官は、18ヵ月間の過去事委の活動を総合評価する席が必要だと考えているという。

朴長官は早ければ来週にも記者懇談会を開き、検察の捜査意欲の不足と「仲間の庇護」などを叱責し、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)の導入を求めるとみえる。

朴長官が過去事委の捜査勧告事件に対する検察の捜査を批判すれば、検察と警察の捜査権調整に対する朴長官と文武一(ムン・ムイル)検察総長の見解の相違が再び浮上する可能性があると、検察内外は見ている。

朴長官は、過去事委の捜査勧告で検察が再捜査に着手して捜査結果を発表した金学義(キム・ハクウィ)元法務次官(63・収監中)をめぐる疑惑が十分に解消されていないと見ているという。

特に法務部は、2013年に警察が金氏を捜査した時の大統領府の外圧疑惑に関する検察捜査団の発表に不満があるという。ある過去事委員は、「過去事委真相調査団と検察捜査団の調査で話が変わったとすれば、供述が変わったと表現すればいいのに、真相調査団が虚偽の公文書を作成したと発表した」とし、「事実上、検察が『覆い隠した』と見ている」と反発した。検察捜査団は4日、「外圧があったという大統領府関係者の供述が変わるなど、大統領府の捜査外圧を認めるだけの手がかりはなかった」とし、証拠不十分を理由に2013年当時、大統領民情首席秘書官だった最大野党「自由韓国党」の郭尚道(クァク・サンド)議員とイ・ジュンヒ元民情秘書官を不起訴処分にした。

朴長官は当初、5日に記者懇談会を計画したが、世論の推移を見るために一度延期した。文総長が過去事委の活動と関連して制度改善の考えを表明するのを見た後、朴長官が記者懇談会を開くと、検察内外では予想している。


黃炯? constant25@donga.com