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BTSがワールドツアーを開始、ローズボールで6万の「アーミー」が集団合唱

BTSがワールドツアーを開始、ローズボールで6万の「アーミー」が集団合唱

Posted May. 06, 2019 08:51,   

Updated May. 06, 2019 08:51

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グループ防弾少年団(BTS)が、初の世界スタジアムツアーで再び壮観を演出した。

防弾少年団は4日夕方(現地時間)、米カリフォルニア州パサデナ市にある「ローズボール」で、新しいワールドツアーシリーズ「LOVE YOURSELF SPEAK YOURSELF」の初公演を行った。

会場の周辺には、公演開始の数時間前からファンが集まって長蛇の列を成した。パサデナ市とカリフォルニア州当局は、警察車両数十台と救急車を配置して、万が一の事態に備えた。競技場の内外に設けた関連商品の販売店と売店などにはファンが長い列を作り、防弾少年団のヒット曲を流しながら団体で踊りもした。

防弾少年団は、この日の公演で「小さなもののための詩(Boy With Luv)」「IDOL」「FAKE LOVE」などの代表曲をプレゼントした。6万人の観客は一斉に同じ応援棒を振り、主要曲を提唱しながら場内を盛り上げた。

ローズボールは、1922年にオープンした歴史的スタジアムだ。アメリカンフットボール競技場として有名で、1994年に米ワールドカップの決勝戦も行われた。これまでマイケル・ジャクソンとイン・シンク、ビヨンセ、ワン・ダイレクション、エドシロンなど多くのポップスターの公演を開催した。11日は、ローリングストーンズがこの舞台に立つ。防弾少年団が昨年、初の米スタジアム公演を行った米プロ野球ニューヨーク・メッツの本拠地「シティフィールド」(4万人)より収容人数が多い。当初一日の公演を予想したが、瞬く間に入場券が売り切れて、5日まで二日の公演に拡大した。

今回の舞台衣装は高級ブランド「ディオール」が協賛した。ディオール側は、「防弾少年団が男性アーティストとしては初めて、ディオール・メンズウェアのアーティスティック・ディレクター・キム・ジョーンズがデザインした舞台衣装を着て、ツアーステージに上がる」と明らかにした。ジョーンズは、「防弾少年団が大好きだ。彼らからインスピレーションを受けたデザインだ」と付け加えた。

防弾少年団は11日と12日はシカゴ・ソルジャーフィールドで、18日と19日はニュージャージー州メットライフスタジアムで米国ツアーを続けていく。15日は、ニューヨーク・セントラルパークのステージに上がる。米ABC「グッドモーニングアメリカ」が主催する「サマーコンサート・シリーズ」の一環だ。同日CBSテレビの有名トークショー「レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」にも出演する。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com