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女子バレーのリバリニ新代表監督「韓国選手たちの良い技術に攻撃バレーを結び付けたい」

女子バレーのリバリニ新代表監督「韓国選手たちの良い技術に攻撃バレーを結び付けたい」

Posted March. 02, 2019 07:40,   

Updated March. 02, 2019 07:40

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「初の外国人監督ということで、私への期待が高いことを良く知っている。韓国女子バレーボールの東京五輪本大会進出は私にとってはワクワクするチャレンジ―だ」

1976年のモントリオール五輪で球技種目で韓国初の銅メダルを獲得した女子バレーボールが2020年東京五輪で栄光を再現することは可能だろうか。韓国バレーボール史上初の外国人代表監督に就任したステファーノ・ラバリーニ氏(40=イタリア、写真)は1日、ソウル江南区(カンナムグ)にあるホテルリベラで記者会見に臨み、「韓国選手たちはテクニックが良い。私が持っている攻撃的で積極的なバレーボールの哲学をうまく結びつけて、良い結果を出したい」と話した。

ラバリーニ氏は選手経験が全くない指導者だ。16歳の時、イタリアの地域ユースクラブの監督を手伝ったのがきっかけで、バレーボール指導者の道を歩み始めた。ラバリーニ氏は、「夢を叶えるために選手たちを管理し、一緒に努力する中で大変大きな魅力を感じた」と話した。イタリアの女子ユース代表チームやドイツの女子代表チームなどで指導者として活躍した。2012~2013シーズンからイタリア1部リーグのベルガモを采配し、2017年からはブラジルリーグのミナス・テニス・クルーベの監督を務めている。現在ブラジルリーグで首位争いをしているミナス・テニスは、昨年中国で開催されたクラブの世界選手権で準優勝したクラブで、当時準決勝で「バレーボールの女帝」キム・ヨンギョンが所属するエジザージュバシュを破っている。

ラバリーニ氏の任期は来年1月開催の東京五輪アジア予選までだ。五輪出場権を獲得できれば東京五輪まで続投する。韓国代表とブラジルクラブを並行して指導することについては「(五輪出場を目指す)大韓バレーボール協会の夢よりも、達成してみせたいという自分の熱望の方が大きいと思う。クラブ監督であることが、韓国代表チームを引っ張っていく上で特に影響を与えることはないと思う」と語った。記者会見を終えた後、女子バレーボールのGSカルテックス対現代(ヒョウデ)建設の試合を観戦するため、ソウル奨忠(チャンチュン)体育館に向かったラバリーニ氏は、2日はKGC人参公社対興国(フングク)生命(大田)、3日は韓国道路公社対GSカルテックス(金泉)の試合を観戦して出国する予定だ。


李承鍵 why@donga.com