米大統領選挙の第1関門であるアイオワ州党員集会の勝者が決定し、関心は9日に開かれるニューハンプシャー州予備選挙に集まっている。サンダース氏(民主党)が上昇の勢いを継続するのか、トランプ氏(共和党)が再起できるのか、注目される。
ニューハンプシャー州予備選挙は党員だけ参加するアイオワ州党員集会とは違って、一般人にも門戸が開かれている。党員だけでなく一般人にも大統領候補を選ぶための代議員選出投票権が与えられる。
大衆的人気を確認できるという点で、ニューハンプシャー州予備選挙が実際の波及力の面ではアイオワ州党員集会を越えるという分析もある。勝者は世論の関心を受け、選挙資金を集めるのにも有利だ。
1日に公開されたCNNとWMUR(ニューハンプシャー地域放送)の共同世論調査の結果を見ると、サンダース氏とトランプ氏の支持率がそれぞれ57%と30%で、ライバル候補を大きくリードしている。クリントン氏(民主党)は34%、アイオワ州党員集会でトランプ氏を破ったクルーズ氏(共和党)は12%にとどまった。
むろん、アイオワ州党員集会の結果がニューハンプシャー州予備選挙に影響を与える可能性も考慮しなければならない。トランプ氏の過激な発言と不確かな価値観に拒否感を抱く共和党支持者が、クルーズ氏をおすために結集する可能性がある。また、党員集会でトランプ氏にわずかに後れを取り3位になったルビオ氏(共和党)がどれだけ追いつくかも観戦ポイントだ。
이세형기자 イ・セヒョン記者 turtle@donga.com