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「金剛山金銅阿弥陀三尊仏は『埋仏信仰』を確認できる本物」

「金剛山金銅阿弥陀三尊仏は『埋仏信仰』を確認できる本物」

Posted December. 17, 2015 07:20,   

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朝鮮初期に信仰目的で金剛山(クムガンサン)に埋められたものとみられる三尊仏像が、16日初めて公開された。

東国(トングク)大学の文明大(ムン・ミョンデ)名誉教授(韓国美術史研究所長)は同日、仏像を公開して、「1450年ごろに作られたものとみられ、国内では唯一に金剛山に埋められた仏像だ」とし、「鑑定結果、金剛山・ウンジョンゴルで出土し、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)博物館に所蔵されている10数点の金銅仏像と同様のチベット系明国様式の金銅阿弥陀三尊仏像と確認された」と語った。

文教授によると、埋仏信仰は、高麗時代から、当代の人たちが仏国土と考えていた金剛山を中心に発達した。

今回公開された仏像は、本尊阿弥陀仏像、左脇侍観音菩薩像、右脇侍地蔵菩薩像であり、高さ12〜13センチ、台座を除く仏像の大きさは7.5〜8.2センチだ。文教授は、「胸が出張っている上、腰が細く、両手がとりわけ大きくて長い典型的なチベット系民国様式の仏像であり、同じ様式の通度寺(トンドサ)金銅仏像とも形が似ている」と明らかにした。仏像が入っていた石箱(高さ=17センチ、横=29センチ、縦=15センチ)と仏像の中に入れておく腹藏として、ガラス製の舎利器と絹に包まれた5穀と5薬も公開された。



jjj@donga.com