Go to contents

サッカーW杯出場枠を40チームに拡大か、FIFAが理事会で議論

サッカーW杯出場枠を40チームに拡大か、FIFAが理事会で議論

Posted December. 05, 2015 07:29,   

한국어

「地球村最大のサッカー祭り」ワールドカップ(W杯)出場枠が40チームに増える?

国際サッカー連盟(FIFA)が3日(現地時間)、スイスのチューリッヒで開かれた理事会で、現在32チームとなっているW杯本大会の出場枠を拡大する問題を議論した。英紙ガーディアンは、「FIFAが3日、2026年大会から出場枠を拡大する問題を議論したが、最終結論には至らなかった」と報じた。

FIFAは1982年のスペインW杯から16チームだった出場枠を24チームに増やしており、1996年のフランス大会からは32チームに拡大した。その後も、一部の加盟国から出場枠の拡大を求める声が上がっていた。来年2月のFIFA会長選挙への立候補者の中でも、何人かが出場枠の拡大を公約に掲げている。

現在、大陸別に割り振られている本大会出場枠は欧州13枚、アフリカ5枠、アジア4.5枠、南米4.5枠、北中米3.5枠、オーセアニア0.5枠、開催国1枠だ。ガーディアンは、「出場枠が増えれば、出場枠の拡大を主張してきたアジアとアフリカに優先的に割り当てられるだろう」との見通しを書いた。

出場枠が40チームに増えれば、現在64試合となっている試合全数も大きく増える。大韓サッカー協会の関係者は、「出場枠が増えれば中継権料などFIFAの収益も増大する。出場が難しかった加盟国をなだめる効果もある。だが日程の調整が容易でない上、W杯の権威を考えると、出場枠をさらに増やすのは、ポピュリズム的な面が強いと見られている」と話した。