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ドイツ、IS掃討に1200人派兵

Posted December. 01, 2015 07:17,   

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ドイツが、「イスラム国」(IS)と戦うフランスを支援するために1200人の兵力を配備する計画だと、ドイツのフォルカー・ヴィーカー連邦軍総監が先月29日に明らかにしたと、米国のディフェンスニュースが報じた。

このようなドイツ軍の海外配備は、第2次世界大戦後、最大規模だ。

ドイツは先月26日、フランスにトルネード偵察機やフリゲート艦1隻、空中給油機や衛星映像支援などを約束した。ヴィーカー総監は、「議会の承認を受け次第、兵力が配備されるだろう」と述べた。また「連合軍に必要なのは地上の情報であり、ドイツ軍のトルネード偵察機が情報を提供するだろう」と付け加えた。

一方、欧州連合(EU)は、シリアとイラクの難民が欧州大陸に入ってくることを阻止するために、トルコに30億ユーロ(約3兆6700億ウォン)を支援し、トルコのEU加盟交渉を再開することを約束した。

先月29日、ベルギー・ブリュッセルでEU−トルコ首脳会議を行ったトゥスクEU議長は、トルコのダウトオール首相と共同文を発表し、EUはトルコに入ってきた200万人を超える難民の救護と住居地の提供などのために30億ユーロを提供することで合意した。また、今月14日からトルコのEU加盟交渉を新たに始め、トルコ人のEU国家へのノービザ入国を早期に実施するよう努力することで一致した。

トルコは最近、シリア難民の間でEU加盟国に入る関門となっている。国際移住機関(IOM)によると、今年トルコを通じてEUに流入したシリア難民は70万人にのぼる。今回の合意によって、トルコは欧州の国境地域とエーゲ海の検問強化に乗り出し、人身売買組織に対する取締りを行うことになる。両者の合意は、EU加盟国の資格を得たいトルコと難民流入を阻止したいEUの利害が一致したことで成立した。

さらに、最近、ドイツの難民収容施設では集団乱闘騒ぎが相次いで起こり、社会問題に浮上している。

先月29日午後、難民2300人が収容されているベルリンの旧テンペルホーフ空港で、仲間割れによる乱闘騒ぎが起こり、数十人が負傷し24人が逮捕された。また、28日にはクロイツベルクとシュパンダウの難民収容施設でも難民同士のけんかで7人が負傷した。