Go to contents

ソウル駅高架道路を29日から通行制限

Posted November. 25, 2015 07:43,   

한국어

ソウル高架道路が29日0時を機に閉鎖される。これまでソウル駅の高架道路を利用していた車は、マンリジェ路や鹽川橋(ヨムチョン)橋に迂回しなければならない。

ソウル駅高架道路公園化事業を進めているソウル市は同日、補修工事や床板撤去などのため、高架道路を閉鎖すると、24日明らかにした。撤去される床板は、938メートル区間中、南大門路(ナムデムンロ)5街527番地から、万里洞(マンリドン)1街62番地までの516メートルだ。ランプ橋梁2か所と、歩道陸橋が撤去されたことを受け、ここを通っていた車はマンリジェロや鹽川橋に迂回しなければならない。その場合、ソウル駅高架を利用していた時より7分ほどさらにかかるものとみられる。

これに先立てソウル市は先月22日、ソウル駅高架道路の閉鎖により、別のところに車を迂回させる内容の路線変更承認を国土交通部(国土部)に要請した。その後国土研究院は、「路線変更に問題はない」という検討結果を国土部に通知した。これを受け、国土部は早ければ今週中に路線変更を承認する計画だ。警察は、国土部の承認如何を見極めてから審議を進める計画であり、近いうちに関連手続きを踏むものとみられる。

ソウル市は、もし29日前まで審議結果が出なくても、高架を閉鎖する計画だ。2012年に実施した精密安全診断結果、高架道路の余命は2、3年に過ぎないという評価を受けているだけに、今年中の閉鎖は避けられないという。現行の「道路法」や「施設物安全管理に関する特別法」によると、道路に緊急な安全措置が必要な場合、地方自治体が職権で利用を制限することができる。

ソウル市の関係者は、「ソウル駅高架道路が閉鎖されれば、一時的に交通難が発生するかもしれないが、様々な対策をまとめて、市民の不便を最小化する」と語った。