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「鑑定価格86億ウォン」のSTX会長自宅がオークションに

「鑑定価格86億ウォン」のSTX会長自宅がオークションに

Posted November. 17, 2015 07:06,   

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STXグループの姜鄹壽(カン・ドクス)元会長(写真)が借金返済のために出した86億ウォン台の自宅が、オークションにかけられる。この住宅の鑑定価格は、これまでオークションにかけられた集合住宅の中では最高価格だ。

16日、オークション専門法務法人・ヨルリンによると、姜元会長所有のソウル瑞草区(ソチョグ)ミョンダル路のトラウムハウス5次ビラ1棟(専用面積は273平方メートル)が、来月1日、ソウル中央地裁でオークションにかけられる。この住宅の鑑定価格は86億6000万ウォン。法務法人ヨルリンの関係者は、「これまで、オークション市場で鑑定価格が最も高かった集合住宅は、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)のアイパーク(80億ウォン)だったが、姜元会長の自宅はこれより高い」と説明した。

2003年に完成されたトラウムハウス5次ビラは、2006年以降10年間、集合住宅公示価格ではトップの座を守っている。今年の公示価格は61億1200万ウォンだった。ビラは3棟、18戸からなっており、地下には壁の厚さが80センチのバンカーが設けられている。核爆発やマグニチュード7の大地震にも、約200人が2か月以上生活できるバンカーとなっている。住宅1戸ごとに、専用エレベーターやロビー、車6台を駐車できる駐車場を備えている。

姜元会長の自宅を担保に、36億ウォンの根抵当を設定したKEBハナ銀行が5月、この住宅をオークションにかけており、登記簿上の姜元会長の債務額は66億ウォンとなっている。