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韓日議員が友好増進のサッカー試合、韓国が4−3で勝利

韓日議員が友好増進のサッカー試合、韓国が4−3で勝利

Posted November. 09, 2015 07:19,   

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韓国と日本の国会議員たちが7日、日本・横浜の慶応大学日吉キャンパスで親善試合を行い、両国関係の進展に向けて親交を深めた。

韓国は与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表など韓日議員連盟と国会議員サッカー連盟所属の議員25人が、日本はサッカー外交推進議員連盟所属議員37人が参加した。

韓日首脳会談から5日後に開催され試合は、和気藹々とした雰囲気の中で行われた。韓国チームの「名誉GK」として参加した金代表は、試合開始前の挨拶で韓国の議員たちに「お手柔らかな」プレーを注文し、「我々はサッカーをしに来たんじゃなくて政治をしに来たんだ。今日の試合結果を(選挙での)公認候補決定に反映する」と述べ、爆笑を誘った。金代表は試合でGKとして活躍した。

「日本議員の皆さん愛しています」という金代表の発言に合わせて、韓国議員たちは頭の上に手を上げて日本議員たちにハートマークを作って見せる場面もあった。

日本側では大島理森衆院議長が、「フェアープレーで友情と理解を深めよう」と挨拶した。金代表と大島議長はキックオフも手を携えて行った。

前後半30分ずつで行われた試合は、韓国が4−3で勝利し、歴代戦績を6勝1分2敗とした。試合終了後、両国議員らはすぐ相手ベンチに向って挨拶をした。

韓国の国会議員サッカー連盟会長の鄭柄国(チョン・ビョングク)セヌリ党議員は、試合後に「韓日だけでなく中国、北朝鮮まで参加させ北東アジアの平和をサッカーボールを通じて実現させようと、日本側と合意した」と話した。金代表は、「韓日議員交流が過去には活発だったが、懸案の政治問題が発生すると予定していたイベントがキャンセルされたりしながら、どんどん遠ざかった。会っていなかった仲でも、用があれば会って話し合って解決することは、国内政治や韓日関係においても一緒だ」と話した。

大島議長は、「日韓間には乗り越えなければならない諸問題があるが、そうした問題も共有しながら未来志向的に進もうというのが両国首脳の意向だろう」と述べた。

この日の試合で日本側では、政権与党自民党の議員だけでなく、連立与党の公明党のほかに、民主党や共産党などの野党議員まで大挙して参加した。2011年、日本の独島(トクト)領有権を主張するために「独島に行く」として金浦(キンポ)空港から入国しようとした新藤義孝議員も、この日は韓国議員らとわだかまりなく交わり注目を集めた。



bae2150@donga.com