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北朝鮮のサイバー攻撃? 国会も国情院も他人任せ

北朝鮮のサイバー攻撃? 国会も国情院も他人任せ

Posted October. 22, 2015 07:27,   

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「我々は国家情報院と国会事務局から(サイバー攻撃を受けたという)連絡を受けていに」(A国会議員)

「国会はわれわれの管轄機関でない」(国家情報院の関係者)

「国会の業務用ネットワークが攻撃を受けたことはない。個人PCやフリーメールが攻撃を受けたものと見られる」(国会事務局の関係者)

国会情報委員会の国家情報院(国情院)に対する国政監査で、外交統一委員会所属の一部議員の国政監査資料が外部に流出したことが確認されたが、21日まで、当該機関はどこも「知らん顔」で済ましている。北朝鮮のサイバー攻撃で立法府のサイバーセキュリティに穴が開いたというのに、どんな資料が流出されたか、現状把握すらできていないのだ。

さらに情けないことは、前日の国政監査の会場で国会が北朝鮮のサイバー攻撃を受けたことを知りながらも、関連の質疑が殆どなかったことだ。攻撃を受けたと見られる一部の議員室は、いずれも「ハッキングされたか分からない」との答弁ばかりだ。国会事務局は、攻撃を受けた議員室に責任を転嫁しているだけだ。

国会へのサイバー攻撃は、今回が初めてではない。2013年9月、ロシアのインターネットセキュリティ大手のカスペルスキー・ラボは、与党セヌリ党・B議員のものと思われるPCから、大統領府関連文書や同議員の大学同期の名簿、各種住所録など多数の文書が流出されたことを公開した。しかし、当時も国会はなんら対策も打たなかった。

国情院も無責任な態度で一貫している。「憲法機関である国会は、我々の担当するサイバーセキュリティの対象ではない」として他人任せの態度を見せている。国情院は、対北朝鮮や対北朝鮮スパイ、サイバーテロ関連業務を総括する。にも関わらず、立法機関である国家へのサイバーテロには無策でいるという。

その国情院は、北朝鮮の金剛(クムガン)山で1年8ヵ月ぶりに離散家族再会が行われている20日、国会で北朝鮮関連の動静を根掘り葉掘り報告した。4年目を迎える金正恩(キム・ジョンウン)体制に亀裂ができているなど、敏感な情報も少なくなかった。国情院のこのような態度には、慎重でなかったと批判されても仕方ない。韓国側家族と報道陣など数百人が北朝鮮の金剛山面解所に滞在している時期に、国情院の首脳部が前面に出て、北朝鮮にとって敏感な内部情勢に触れたのは不適切だからだ。他の問題を覆い隠すための意図的な行動ではないか、との見方もある。

反面、国情院は同日、ハッキングプログラム購入を巡る疑惑については、「機密事項」として徹底的に口をつぐんだ。国情院が集中すべきことが何なのか、自問してほしい。