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ケビン・ナ、プレーオフ2回目で散る、グリヨが優勝 PGAフライズドットコムオープン

ケビン・ナ、プレーオフ2回目で散る、グリヨが優勝 PGAフライズドットコムオープン

Posted October. 20, 2015 07:29,   

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韓国系のケビン・ナ(写真)は18番(パー5)で行われたプレーオフ2回目でピンまで269ヤードを残してセカンドショットを打つため、再びドライバーを抜いた。フェアウェーからドライバーを打つ場面は、週末ゴルファーだけでなくプロでも珍しい。

しかしナは、同じホールで行われたプレーオフ1回目でもドライバーを握った。ボールを最大限グリーン近くまで送る狙いだったが、セカンドショットは地面を叩き、まるで火打ち石のように火花を散らせては酷く曲がっては左ラフに落ちた。木の裏から、辛うじてアプローチショットをしたナは、結局ボギーを叩いた。反面、ナーと優勝争いをしたエミリアーノ・グリヨ(アルゼンチン)はティショットをバンカーに落としたが、安全にレイアップをして、3打目のショットをピン2.7メートルに落とした後、バーディーを奪った。

19日、米国カリフォルニア州ナパのシルバラードCC(パー72)で終わった米プロゴルフ(PGA)ツアー・2015〜2016シーズン開幕戦のフライズ・ドットコム・オープン。ケビン・ナは、第4ラウンドの終盤6ホールで4バーディーを奪い、通算15アンダー273でグリヨと首位に並んだが、決定的なミス一つで4年ぶりの優勝を逃した。

ナは、「今週5、6回フェアウェイでドライバーを打ったけど良かった。(プレーオフ2回目でも)自信があったんだけど、あたりが暗くなったことに影響を受けた。今後もドライバーを選ぶ」と話した。実兄でゴルフ解説者のナ・サンヒョン氏は、「ケビンは長打者じゃないので、パー5ホールで2オンをトライするため、普段からドライバーで打つ練習を沢山やった。ボールがスタンスより高かった上、クラブのフェースを閉じた状態で当たったため最悪の結果となった」と説明した。



kjs0123@donga.com