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児童問題担当の米大使、「温かい家庭なら、同性カップルの里親は問題にならない」

児童問題担当の米大使、「温かい家庭なら、同性カップルの里親は問題にならない」

Posted October. 17, 2015 07:21,   

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「親が同性カップルであることは問題にならない。子供が温かい家庭で暮らせるのであれば…」

16日午後1時、駐韓米大使館で会ったスーザン・ジェイコプス大使(70=米国務省児童問題担当特別顧問、写真)は、「同性カップルの養子縁組についてどう考えるか」という質問に、このように答えた。

ジェイコプス大使は、米国内児童虐待や国家間養子縁組など児童問題の権威者だ。今週韓国を訪れた大使は15日、ホルト児童福祉会オープン60周年の記念行事で基調演説を行い、保健福祉部や家庭裁判所、国会の関係者らと韓国の児童政策について話し合った。

韓国は、韓国戦争後、多くの孤児たちを海外養子縁組で送り、「児童輸出国」という汚名が付けられたことがある。ジェイコプス大使は、「戦争でたいへん貧しい時代だったので、子供たちは海外で家庭を探し求めざるを得なかった」と言い、「今は韓国も名実ともに先進国入りしただけに、『韓国で生まれた子供たちには我々が責任を持たなくてはならない』という共感ができている」と話した。

同性カップルや異性カップルなど、家庭の形態よりも重要なのは養子縁組を受け入れる「準備」ができているかどうかだと言う。米国は海外や国内での養子縁組に先立って、両親が理由を問わず養子縁組教育を受けなければならない。養子縁組の環境を巡る調査も厳しく行われる。また、養子縁組の際、里親は「養子縁組委託機関が持続的に子育て状態を確認することにも同意する」という契約を交わして、追跡管理ができるようにした。

ジェイコプス大使は、現代社会で最も重要な児童問題は「児童暴力」だと主張した。昨年、米国で韓国出身の養子縁組児・ヒョンス君(当時は3歳)が、里親から暴力を受けて死亡した事件についても覚えていた。氏は、「その解決に向け、政府や非政府組織(NGO)などが参加した国連パートナーシップが発足した」「より多くの国々が児童暴力問題を『自分の問題だ』と思って参加してほしい」と話した。