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「国際市場」を教材に、米大学生に「韓国史広報」

「国際市場」を教材に、米大学生に「韓国史広報」

Posted October. 10, 2015 07:35,   

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光復(日本植民地からの独立)以降韓国現代史の波乱万丈な各瞬間を題材した映画「国際市場」を教材に、米大学生らに韓国歴史を知らせるイベントが始まった。

米冷戦史研究機関のウッドローウィルソンセンターに設置された「現代自・KF韓国歴史及び公共政策研究センター」は8日、韓国国際交流財団(KF)ワシントン事務所などと共に、イリノイ州シカゴ大学で、国際市場の上映や韓国史講演会を開いた。

今回の行事には、シカゴ大学やノースウェスタン大学、ノースイースタン大学、イリノイ大学・シカゴキャンパスの4つの大学の韓国語科学生や地元住民など、200人余りが参加し、にぎやかに行われた。

映画上映に続き、ジョージワシントン大学のグレグ・ブレジンスキー教授が、韓国現代史と韓米関係をテーマに講演し、ウッドローウィルソンセンター・ジェームズパーソン歴史・公共政策プログラム副所長が、ベトナム戦への派兵やドイツ派遣鉱夫や看護師、離散家族再会など、映画の題材となった歴史的事実を盛り込んだ外交文書や写真資料などを見せながら説明した。映画上映や講演後は、国楽公演や様々な韓国伝統飲食の試食行事が続いた。

今年6月、米ワシントン連邦議会で国際市場を特別上映したウッドローウィルソンセンターとKFなどは、同日の行事を皮切りに、今年11月は米西部地域のモンタナ州を訪れるなど、全米を回りながら米大学生や地元住民に、韓国歴史を知らせる教育を引き続き行う計画だ。

KFのユ・ヒョンソク理事長は、「映画・国際市場は韓米同盟の重要性を知らせ、韓国戦争後の韓国の政治、経済、社会がどのように発展してきたかを、一目で示す作品だ」と言い、「全米巡回教育行事は、米国人たちに韓国と韓米同盟の重要性を広く知らせるきっかけになるだろう」と語った。



kyle@donga.com