Go to contents

パウエル元国務長官「北朝鮮−イランの核兵器使用は自殺行為」

パウエル元国務長官「北朝鮮−イランの核兵器使用は自殺行為」

Posted September. 08, 2015 07:27,   

한국어

米国のパウエル元国務長官が6日(現地時間)、北朝鮮とイランが核兵器を使用することは自殺行為だと警告した。

ブッシュ政府1期目で外交指令塔(2001〜2005年)を務めたパウエル氏は同日午前、NBCニュースの時事討論番組「ミート・ザ・プレス」とのインタビューで、オバマ政府のイラン核合意を支持し、このように述べた。イラン核合意に賛成する理由について、「今回の合意が非常に強力な検証体制を備えている」と説明した。

パウエル氏は、「(94年の米朝枠組み条約から)時間が経ち、私は北朝鮮が自殺しようと思わない以上、核兵器を実際に使用できないと考えるようになった」とし、「イランの場合も同じだ」と強調した。

また、「イランと交渉するなら、私が北朝鮮にしたように『核兵器を使ったり使おうとした場合、それは自殺行為になる。首都と社会がその翌日に破壊されるためだ』と言うだろう」と強調した。これは、核兵器を使用した場合、平壌(ピョンヤン)が破壊されるという強力な警告を北朝鮮に伝えたことを示唆する発言だ。

パウエル氏は、「核兵器の使用では戦略的目的も達成できない。(イランが)数万人を殺害して都市の一部を破壊するなら、翌日に報復されるだろう。結局、金と時間のムダだ」と指摘した。