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11年間未勝利のアウェー・レバノン戦、雪辱誓うシュティーリケ号

11年間未勝利のアウェー・レバノン戦、雪辱誓うシュティーリケ号

Posted September. 05, 2015 07:15,   

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「過去の失敗を、なぜ今の代表チームと結びつけるのか分からない。われわれは(過去の代表チーム)とは違う」

サッカー韓国代表のウリ・シュティーリケ監督(61)が3日、2018ロシアW杯アジア2次予選ラオス戦を8−0の大勝を飾った後の記者会見で不満を述べた。多少神経質な口調だった。ここしばらく、アウェーのレバノン戦(8日午後11時、韓国時間)の成績が振るわなかったことに関する質問への答えだった。

シュティーリケ監督は「過去は過去に過ぎない。この1年間は失望させるような姿を見せたことがない」と言い、アウェー・レバノン戦に自信を見せた。

レバノンは国際サッカー連盟(FIFA)ランキング133位で、韓国(57)よりは格下だ。レバノンとの対戦成績は7勝2分1敗で韓国が大きく勝ち越している。だがアウェーでのレバノン戦に範囲を絞ると、話は変ってくる。韓国は通算4度のレバノン遠征に臨み、1勝1分1敗を記録した。2004年10月以降の3試合では2分1敗と勝利がない。2011年11月の2014ブラジルW杯3次予選では1−2で負け、当時の趙広来(チョ・グァンレ)代表監督が辞任する運びとなった。

レバノン遠征を経験している李青龍(イ・チョンヨン=27・クリスタルパレス)が、「十分勝てる相手だが(レバノン戦に)良くない記憶があるため、準備をしっかりしなければならない」と気を引き締めている理由でもある。韓国がレバノン遠征で勝ったのは1993年5月の米国W杯1次予選で1−0で勝利したのが最後だ。

レバノンがホームで全てのチームに強いわけではない。レバノンは2011年以降、ホームで行った国際Aマッチ29試合(9勝8分12敗)で負け越している。だが、韓国は競技場の荒れた芝や相手選手の目を狙ってレーザーを打ちまくる常識外れのホーム観客のため、レバノンアウェーでは苦闘を強いられた。

今回の代表メンバー23人のうち、2011年11月のアウェー・レバノン戦に参加したメンバーは6人。具滋哲(ク・ジャチョル=26)、洪正好(ホン・ジョンホ=26・以上アウクスブルク)、郭泰輝(クァク・テフィ=34、アル・ヒラル)、金英権(キム・ヨングォン=広州恒大)、洪迵(ホン・チョル=25・水原)、奇誠庸(キ・ソンヨン=26・スォンジーシティ)が4年前の敗北の雪辱に燃えている。

先月9日に終わった東アジアカップで代表チームの決定力不足が指摘されると、シュティーリケ監督は「孫興民(ソン・フンミン)や具滋哲が合流すれば解決できると期待する」と話した。3日のラオス戦でハットトリックを果たした孫興民(23=トッテナム)は移籍に伴う手続きを完了するため、レバノン戦は外される。その代わり、移籍問題でラオス戦に欠場した具滋哲が5日にレバノン入りし、代表チームに合流する。具滋哲は、今回の代表メンバーでは唯一、レバノン戦で得点(2得点)を経験している。



wing@donga.com