
英国のエリザベス2世女王(89・写真)が、間もなく英君主史上、最長寿統治者の記録を塗り替える。
BBCなど、英国の複数メディは先月30日(現地時間)、エリザベス2世女王が9日午後5時半を境に、ビクトリア女王の統治期間である2万3226日16時間30分を超えることになると、軒並み報じた。エリザベス2世の高祖母に当たるビクトリア女王は、1837年6月から1901年1月に他界する時まで、63年以上も英国を治め、現在まで最長寿統治君主として記録されている。
エリザベス女王は1952年2月6日、父親のジョージ6世国王が他界すると、ケニア訪問の途中英国に戻り、25歳で王位を引き継いだ。女王が最長寿統治君主になる間、王位継承1順位の長男のチャールズ皇太子は、英国人の引退年齢より多い66歳になった。その間、曽孫のジョージ王子とシャーロット王女まで生まれた。