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不調続くテイムズ、酷いスランプで打率.114

不調続くテイムズ、酷いスランプで打率.114

Posted August. 28, 2015 07:12,   

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もう一度ネクセンと対戦しなければならないのだろうか。

NCのテイムズ(29・写真)が尋常でない。パワーに精巧さまで備えた相手投手を威圧するテイムズだが、26日までの10試合で打率は.114だった。打撃王の座も安心できない立場に追い込まれた。「毛」単位まで見るとテイムズ(.3665)はKT・マルテ(32)に、すでに打率首位(.3674)の座を明け渡している。本塁打は45本でネクセン・朴炳鎬(パク・ビョンホ=29)と8本差まで開いた。

スランプは12日、木洞(モットン)でのネクセン戦で本塁打(37号目)と盗塁(29個)を記録した後から始まった。盗塁を一つ追加すれば「30本塁打30盗塁」を達成できる状況で、失速してしまったのだ。スランプが長引くなか、テイムズ自身もストレスを耐え切れなくなっている。19日の大田(テジョン)での試合では、第一打席で三振に倒れると不満を爆発させた。テイムズの振舞いを見て、金卿文(キム・ギョンムン)NC監督はテイムズを直ちに外した。次の試合があった21日には、代打で1打席に入っただけだ。金監督は「NCは外国人選手のためのチームじゃない」と言い切った。

金監督がテイムズを咎めることができたのは、4番打者がスランプに陥った中でも、最近の10試合を7勝3敗で終えているからだ。2位NCは3位斗山(トゥサン)とのゲーム差を3.5に広げ、首位三星(サムスン)に2.5ゲーム差に詰め寄った。

とは言え、いつまでも今の態勢で凌いでいるわけにはいかない。4番が堅調でないと、チーム打線の不安定化は避けられない。テイムズはネクセン戦を待ちかねている。今シーズンにネクセンを相手に打率.683、8本塁打、20打点、6盗塁と好成績を記録しているからだ。しかし、NCとの対戦は来月10日まで待たねばならない。



kini@donga.com