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金武星代表「国会議員数は300人を維持すべき」

金武星代表「国会議員数は300人を維持すべき」

Posted August. 03, 2015 07:17,   

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与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が7泊10日間にわたる訪米の最終日となる1日(現地時間)、「地方区議員数が増えることがあっても、比例代表を減らして今の300議席を維持するべきだ」と強調した。金代表は同日午前、米国ロサンゼルスで行われた在米韓国系ジャーナリストたちと懇談し、「国会議員数の300人維持がわが党の一般的な考え方だ」とし、このように述べた。

金代表は、在外国民を比例代表に推薦する用意を聞かれて、「党代表として、どの部門だろうと、一切推薦しないだろう」と強調した。憲法改正問題に関する質問には「外国で国内の敏感な問題に触れないのは不問率だ」として言及を避けた。昨年の中国訪問で改憲問題で発言して苦しい立場に置かれた経験を意識したものと見られる。

金代表は同日、在米韓国系の政治指導者らとオープンプライマリー(開放型予備選挙)に関する政策懇談会を開き、「必要なら与野党が一緒にタスクフォース(TF)を作って、韓国に適合したオープンプライマリー制度を作れば良いと思う」と野党の参加を呼びかけた。

これに先立ち、金代表は先月31日、ロサンゼルスの在米同胞たちが催した歓迎懇談会に出席し、「金泳三(キム・ヨンサム)氏の大統領在任中と李会昌(イ・フェチャン)氏のハンナラ党総裁在任中、そして朴槿恵(パク・クンヘ)大統領のセヌリ党代表在任中に米国を訪問し、在米同胞の歓迎会に参加したとき『自分はいつ頃になれば、ああいう主役になれるんだろう』と夢を見たことがあるが、ようやく夢が叶えた」と話した。その上で「10年ぶりの政党外交を充実したものに仕上げることができて満足する」と感想を述べた。

金代表は1日、韓人会館を訪問し、韓人会に党レベルの激励金を渡したが、公職選挙法違反の恐れがあると判断し、すぐ回収する場面もあった。金代表一行は4日(韓国時間)、帰国する。

野党新政治民主連合の金瑛録(キム・ヨンロク)首席報道担当は2日、金代表の議員定数維持発言について「既得権政治を維持したいとする無責任な態度で、政治の革新や発展に逆行するものだ」と批判した。