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[社説]大統領府・内閣・与党間の高官会議は大統領が主宰すべきだ

[社説]大統領府・内閣・与党間の高官会議は大統領が主宰すべきだ

Posted July. 23, 2015 07:17,   

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与党セヌリ党と内閣、大統領府が昨日、68日ぶりに大統領府・内閣・与党間会議を開いた。「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」騒ぎという変数を考慮しても、これまで、大統領府と内閣・与党間の疎通にどれほど問題が多かったかを端的に知ることができる。同日の会議は異例に、出席範囲を大統領府・名内閣・与党の実務会議のメンバーにまで拡大して開かれた。首相やセヌリ党の院内執行部、大統領政府首席が交替されていたので、顔合わせを兼ねた団結や疎通を誓う場となった。大統領府・内閣・与党の主要関心事となっている補正予算案の処理や労働改革などの複数の国政懸案も幅広く議論された。

大統領府・内閣・与党間の高官会議の再開は、疎通の可能性を示す必要条件ではあるが、十分条件ではない。公務員年金改革を推進する過程で浮き彫りになった国民年金所得代替率の引き上げや国会法改正波紋の時も、政府与党間に疎通のチャンネルが存在し、実際、疎通もあった。ただ、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と与党執行部の意思が、相互に明確に伝わっていなかったため、戯言がでたり、対立に飛び火したのだ。

大統領の意思を代理人を通じて伝える今のような構造では、いくら政府与党間会議を多く開き、いかなる代理人を使っても疎通に限界が存在せざるを得ない。大統領と参謀たちが忌憚なく会い、会話できる間柄であっても容易でないことなのに、今の大統領府の空気はそうでもない。秘書室長の大統領との面談が可能かどうかが、世間の俎上に上るのが現状だ。

与党代表と首相がメンバーとなっている高官レベルの大統領府・内閣・与党間会議に、秘書室長が大統領府を代表して出席するのは、資格の面で適切かどうかも疑問だ。秘書室長は大統領を補佐する参謀の代表に過ぎない。国政の柱と言える大統領府の代表は当然、大統領であるべきだ。米大統領や英首相が自分の秘書室長を代わりに送って、政府与党間会議を行うということをはたして聞いたことがあるのか。

高官レベルの大統領府・内閣・与党間会議の性格やメンバーの資格から見て、大統領が出席して主宰するのが理に適っている。ここで、国政の大きな方向性について議論し、実務レベルの大統領府・内閣・与党間会議で具体的な政策や推進戦略を組むことになれば、大統領府・内閣・与党が一丸となって動き、推進力も一層高まるだろう。大統領府・内閣・与党間の疎通を巡る議論も消えるだろうし、その上、不通の象徴ともなっている朴大統領を眺める国民の視線も、また変わるだろう。