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開城工団巡る南北会談が決裂

Posted July. 18, 2015 06:54,   

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17日午前1時。前日午前10時から15時間のマラソン会議の末、もの別れに終わった開城(ケソン)工業団地南北共同委員会第6回会議の会場を去る南北代表団は、互いに目も合わさなかった。

北朝鮮側委員長の朴哲洙(パク・チョルス)中央特区開発指導総局副総局長は、会議が開かれた開城工団総合支援センターの外に出て、韓国取材陣に向かってこう言った。

「しない方がましだ。今後このような会談はする必要がない。共同委は実に不必要な機構ということを今日感じた」。朴副総局長は、車に乗って会場を離れる共同委韓国側委員長の李相旻(イ・サンミン)統一部南北協力地区発展企画団長とは形式的に握手だけし、振り返ることなく建物内に入った。南北間の不信の溝がどれほど深いか示す場面だった。

会議決裂の最大の理由は、開城工団労働者の賃金問題だった。韓国は、北朝鮮が2月に主張した5.18%への最低賃金引き上げを受け入れる考えで、最低賃金引上げ率の上限ライン(5%)の引上げを提案した。しかし、北朝鮮は受け入れなかった。「賃金問題は主権事案なので、韓国と協議して決めることではない」と主張した。

北朝鮮は、韓国が工団の正常化に向けて要求した「通行・通信・通関」(3通)問題の解決については、「(哨戒艦「天安」沈没による北朝鮮制裁である)5・24措置のため3通はだめだ」と主張した。南北は13〜14年の共同委では3通問題の解決に共感した。

結局、北朝鮮は賃金問題で韓国と妥協する考えがまったくないにもかかわらず、当局間協議体である共同委に出てきたのだ。IBK経済研究所の鉠奉鉉(チョ・ポンヒョン)首席研究員は、「賃金引上げを南北合意でなく自分たち(北朝鮮)の思いのままにして開城工団運営の主導権を狙った」と強調した。開城工団の事情に詳しいある消息筋は、「北朝鮮は、南北合意の精神による開城工団共同委の無力化を図った」と指摘した。