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野党革新委員会「党員が党代表弾劾を可能に」

野党革新委員会「党員が党代表弾劾を可能に」

Posted July. 11, 2015 07:10,   

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野党新政治民主連合の革新委員会は10日、党代表など選出職に対して党員が弾劾できる「党員リコール制」を導入する内容の3次革新案を発表した。金相坤(キム・サンゴン)革新委員長は、「今の判断では、党代表も含まれるべきだと考える」と述べた。非常に急進的な革新案と評されており、険しい道のりが予想される。

党員リコール制は、党憲・党規および倫理規範の違反、職務遺棄などの理由で党員が選出党役員の解職を請求できる制度だ。チョン・チェウン革新委員は、「リコールは弾劾ということか」という質問に、「例えば党員の10分の1以上が解職を請求すれば、審査手順を踏み、リコール投票で(賛成が)過半数なら解職される」と説明した。また革新委は、現在、地域委員長が任命する地域代議員を党員投票で選出することを決めた。

革新委は先月24日以降、選出党役員評価委員会の構成、事務総長・最高委員制の廃止、党員リコール制の導入などを立て続けに出した。革新案ごとに党内で不協和音が聞かれ、20日に予定された中央委員会で革新案が通過するかどうか関心が集まっている。

10日午前に開かれた当選3回議員と金委員長の朝食会懇談会で、「公論化が必要だ」という反発が提起された。朱昇鎔(チュ・スンヨン)議員は、「最高委の廃止などは党憲を変えなければならない重要な事案だが、十分な公論化なく10日後に開かれる中央委で承認してくれというのは話にならない」と主張した。

このような党内の反発を意識したのか、革新委は、選出党役員評価委員会委員長の任命手続きについて8日に「党代表が任命する」で発表したが、10日には「最高委員会の決定を経て、党代表が任命する」と補完した。「公認の核心的地位である評価委員長を党代表が任命すれば、代表の権限が大きくなりすぎる」という党内の反発を意識した措置だ。

ある当局者は、「敏感な案件を急いで発表したため、中央委で革新案をめぐって難航する可能性が高い」と見通した。しかしチョン委員は、「中央委は無難に通過するだろう。なぜなら(革新委のほかに)代案がないためだ」と強調した。



alwaysj@donga.com