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津波で生き延びたサッカー少年、憧れのポルトガル名門クラブに入団

津波で生き延びたサッカー少年、憧れのポルトガル名門クラブに入団

Posted July. 04, 2015 07:04,   

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2004年に東南アジアを襲い23万を超える犠牲者を出した津波の時、劇的に救助された6歳の少年がいた。21日間も海に浮いているソファにすがりついて漂流していた少年は、とあるテレビ局の職員の目に止まり、命を救われた。少年は、インドネシアだけでなくポルトガルでも話題となった。救助される時、サッカー・ポルトガル代表のユニフォームを着ていたからだ。2004年当時、ポルトガル代表でルイ・コスタがつけていた背番号の10番が印字されたユニフォームだった。

少年は救助された直後、「海を漂流している間、少しも怖くなかった。家族に会うため、また自分の夢であるサッカー選手になるために、必ず生き延びなければならないと考えたからだ」と話した。

それから11年が過ぎた3日、少年はポルトガルのプロサッカーの名門クラブに入団し、ポルトガルとのつながりも続いた。スポルティング・リスボンは同日、「津波少年のマルトゥニス(17・写真)が、わがクラブの19歳のユースチームに入団した」と発表した。

1906年に創設された同クラブは、FCポルト、ベンフィカとともにポルトガルの3大名門クラブに挙げられる。マルトゥニスの憧れで後援者だったクリスティアーノ・ロナウド(レアルマドリード)が2003年、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)に移籍するまでプレーしており、ルイス・フィーゴ(引退)が1989年にプロデビューしたクラブでもある。

ロナウドは、マルトゥニスが救出される時、子どもとは思えないほど落ち着いてしっかりインタビューに答える姿を見て、支援を始めた。ロナウドは、自身が運営する慈善財団を通じて、マルトゥニスに学費を支援し、マンUでプレーするときは本拠地のオールド・トラッフォードに招いた。ポルトガルのサッカー協会も津波で壊れたマルトゥニスの家の新築費として4万ユーロ(約5000万ウォン)を寄付した。

マルトゥニスは、津波で母と二人の姉を失う悲しみの中でサッカー選手の夢を叶えた。マルトゥニスは、「夢が現実のものとなった。信じられないほどワクワクしている」と入団感想を語った。