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朝鮮族女性にプーチン勲章「抗日闘争で功労」

朝鮮族女性にプーチン勲章「抗日闘争で功労」

Posted June. 10, 2015 07:23,   

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90代の中国朝鮮族の女性が旧ソ連を助けて日本軍と戦った功労で、ロシアのプーチン大統領から勲章を受けた。

9日、中国の僑胞新聞「黒龍江新聞」によると、黒竜江省ハルビン市の外事弁公室は最近、瀋陽駐在のロシア総領事館の委託を受け、ハルビンに住む元中国共産党幹部の移民女性(91)に、「ロシア対ドイツ戦勝70周年記念勲章」と証書を伝えた。プーチン大統領名義の勲章を受け取った中国の抗日老戦士はこの女性を含め40人にのぼる。

中国のロシア大使館側は、「朝鮮族など中国人が旧ソ連を助けて戦争を勝利に導いた。勲章を授け、ファシズムと戦った功労を記念する」と授与の背景を説明した。この女性は、勲章を受け取り、「戦争の勝利は、中国とロシアの犠牲で成し遂げられた。後代が忘れてはならない」と述べた。

1924年に黒龍江省で生まれ、12才の時、抗日武装闘争を始めた。特に、金日成(キム・イルソン)主席が活動した抗日武装団体である東北抗日連軍に加わり、金日成主席と非常に近い間柄だという。この女性が、元黒龍江省の陳雷省長と結婚した時、金日成主席が仲人を引き受けたほどだ。また、金正日(キム・ジョンイル)総書記が子どもの頃に父親について旧ソ連に滞在した際、金総書記の世話をするなど、金氏一族と親交があった。



pen@donga.com