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共働き夫婦の子供、保育所入所は「0順位」

共働き夫婦の子供、保育所入所は「0順位」

Posted May. 29, 2015 07:14,   

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保健福祉部(福祉部)は共働き夫婦の子供が保育所に入所する際、最優先に選ばれるようにするため、保育所入所の優先順位を見直したと、28日明らかにした。

従来の入所優先順位の基準を見れば、生活保護受給者、片親世帯、次上位階層、多子女世帯、多文化世帯、共働き世帯などをすべて1順位に分類して、100点をつけてきた。2順位は、片親または祖父母と孫の世帯や養子縁組の乳幼児、保育所に通っている児童の兄弟姉妹などで、1項目あたり50点が割り振られてきた。一般世帯は3順位だ。

このため、福祉部は、共働き世帯には100点ではなく200点をつける方式で、合計点数を高めて、保育所に入りやすくした。これまでの基準では1順位に該当するほかの家庭に比べ、共働き夫婦の子供が優先順位を手にするのは難しかったためだ。

現代、保育所入所待機者のうち、共働き夫婦の子供の入所待機率は36.7%で最も高いほうだ。福祉部は、共働き世帯の配点を高める方式を導入すれば、全国(ソウル市除外)の保育所入所待機児童26万7840人のうち、共働き夫婦の子供に該当する8万3867人(31.3%)の点数が高まるものとみている。変更された基準は現在、別途の入所待機システムを運営しているソウル市でも同じく適用される。

また福祉部は、共働きの認定範囲の拡大のため、就職を準備している職業訓練生や大学院生も共働きとして認める計画だ。福祉部は、「今回の制度改善で、働くママの子育て負担を緩和させ、女性の経済活動を促すきっかけになるだろう」とし、「今後も実需要に合わせて合理的な制度改善を進めていく計画だ」と明らかにした。