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独立70周年、歴史題材の大型創作ミュージカル相次ぐ

独立70周年、歴史題材の大型創作ミュージカル相次ぐ

Posted May. 12, 2015 07:21,   

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植民地支配からの独立70周年を迎えた今年は、「アリラン」のほか、歴史を題材にした大型創作ミュージカルが次々と、舞台で披露される。

いち早く幕開けした作品は、ミュージカル「英雄」。先月から始まり、今月31日まで、ソウル龍山区梨泰院(ヨンサング・イテウォン)路のブルースクエア三星(サムスン)電子ホールで公演する。伊藤博文を殺害した安重根(アン・ジュングン)義士の事件を中心に、安義士が夢見てきた東洋平和論をミュージカルに溶け込ませている。2009年の初公演後、観客から地道に愛されてきた作品だ。これに先立って、今年2月、独立70周年と安義士死去105周忌を迎え、事件現場の中国ハルビンで、3回公演を行った。今回の公演には、初公演の時に主人公を演じた俳優のチョン・ソンファが再び合流した。

国内大型創作ミュージカルの代表走者といわれてきた「明聖王后(ミョンソンワンフ)」は今年で初公演から20周年を迎えた。乙未事變から100周年に当たる1995年に初めて公演された「明聖王后」は、その後地道に舞台で上演され、これまで130万人を超える観客を集めた。アジアンミュージカルとしては初めて、米ブロードウェーで公演され、その後英ロンドンのウェストエンドの舞台でも上演された。初公演から20周年を記念して、7月25日から9月12日まで、ソウル瑞草区(ソチョグ)南部循環路(ナンブスンファンロ)の芸術の殿堂・オペラ劇場で公演される。制作会社のエイコム側は、「初公演から20周年を迎え、今回の公演では劇全般にわたって、現代的かつ緊張感溢れるよう構成に変化を加える予定だ」とコメントした。



kimje@donga.com