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李青龍、回りに回って3年ぶりにEPL復帰

李青龍、回りに回って3年ぶりにEPL復帰

Posted April. 25, 2015 07:24,   

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李青龍(イ・チョンヨン=27、クリスタル・パレス)が回り回って3年ぶりにイングランド・プレミアリーグへの復帰を果たしそうだ。

バイタル・フットボールなどロンドンの英各紙は24日、「クリスタル・パレスのアラン・パデユー監督が25日、ホームで行われるハルシティ戦で李青龍をデビューさせることを希望している」と報じた。AFCアジアカップ豪州大会で右足の脛骨にひびが入る怪我をした李青龍は、これまでリハビリに集中してきた。リハビリを終えた李青龍は21日、2軍試合で60分間出場し、コンディションを確かめた。同試合を観戦したパデュー監督は、「ファンに是非李青龍の活躍を見てもらいたい」と話した。李青龍も「もう痛みはない。ハルシティ戦で復帰戦を飾りたい」と意欲を語った。

2009年、李青龍は韓国人としては7人目のプレミアリーガーとなり、デビューシーズンに5得点8アシストを記録した。2010年の南アフリカW杯でも右MFとして、海外開催W杯初の16強入りをけん引した。2011年の李青龍の市場価値は、現在に3倍に当たる660万ポンド(約107億ウォン)まで急騰した。

しかし2011年8月、シーズン開幕を控えての練習試合で右足の脛骨が折れる深刻な怪我をした。2012年5月、グラウンドには復帰したものの、所属クラブのボルトンはチャンピオンシップ(2部リーグ)に降格された。その後、ボルトンはなかなかプレミアリーグ昇格への見通しが立たず、李青龍は2014年のブラジルW杯での不調で「盛りを過ぎた選手」との評価を受けた。

李青龍は豪州アジアカップで負傷で1試合に出ただけだが、以前の技量を遺憾なく発揮した。その活躍をバネに今年2月、クリスタル・パレスへの移籍に成功した。

KBS解説委員のハン・ジュンヒ氏は「李青龍の唯一の短所は2部リーグだった。だが、持ち前の実力に比べて低く評価されている李青龍は、今後、プレミアリーグで以前の名声を取り戻す可能性が高い」と話した。クリスタル・パレスのキス・ミラン首席コーチも「李青龍はまだ体作りが完全ではないが、我々が期待していた以上に優れた選手だ。チームに大きく役立てるだろう」とコメントした。



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