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「口も楽しい」 プロ野球で話題の各球場の人気メニューとは

「口も楽しい」 プロ野球で話題の各球場の人気メニューとは

Posted April. 25, 2015 07:24,   

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花より団子といっただろうか。野球場を訪れるファンたちも同じだ。目と共に口まで楽しむことができればなおさらいい。「チメック(チキンとビール)」に象徴されるプロ野球スタジアムの食べ物が多様化している。

新生のktは、たとえ試合のたびに苦戦はしているものの、ファンサービスだけは従来の先輩球団を凌駕しているという評価だ。ktのお茶の間といわれている水原(スウォン)ウィズパークには、地元の伝統グルメで30年以上の歴史を持つ、「チンミ鶏の丸焼き」や「ボヨン餃子」が観衆の味覚を虜にしている。kt広報チームのイ・サングク課長は、「スマートフォンでチキン注文が可能だ。捕手の裏側の720席は、出前もやる」と話した。チキン1匹の価格は1万7000ウォンだが、最上の味の維持や調理方式のため、1日に150〜200匹しか供給できず、試合の前半に売れ切れになることが多い、というのがkt側の説明だ。

ハンファの大田(テジョン)イーグルスパークは、野球場の食べ物文化の高級化のため、国内初にステーキを直接焼いて販売している。ハンファホテル&リゾートが運営を引き受け、週末の試合の際は、特化席の観覧客に1万5000ウォンのステーキを無料で提供している。ネクセンは、木洞(モクドン)球場に日本伝統のカレー店をオープンしたが、訪れるファンが後を絶たない。

「一つの屋根のライバル」といわれている斗山(トゥサン)とLGのお茶の間とされているソウル蚕室(チャンシル)球場には、最近大ヒットした梨泰院(イテウォン)ストリートのチュロスが初披露された。LG球団のチョン・テッキ管理チーム長は、「チュロスが口コミで広がり、売り場には頻繁に人だかりができる。ファンたちが気軽に多様な食べ物を楽しむことができるよう、メニュー開発に気を使っている」と話した。

昨年オープンしたKIAの光州(クァンジュ)チャンピオンスフィールドには、お刺身店や生ビールの専門店が営業しており、野球ボールの形をした胡桃菓子は、週末の試合の際は、平均250箱以上が売れるほど人気を集めている。SKの仁川(インチョン)文鶴(ムンハク)球場は、シンポ鶏の辛味上げが名物となって久しい。