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ソウルを映画の街に…18年までに忠武路にシネマパーク

ソウルを映画の街に…18年までに忠武路にシネマパーク

Posted March. 26, 2015 07:31,   

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韓国映画の象徴的場所となっているソウル忠武路(チュンムロ)に上映館と博物館などを兼ねた「ソウルシネマパーク」が2018年までに建設される。室内スタジオの新設など、映画撮影場所の拡充などと共に500億ウォン規模の映画専門ファンドも造成され、中低予算映画に投資される。

ソウル市はこのような内容の「映画文化産業の発展を巡る総合計画」を25日公開した。まず、中区草洞(チュング・チョドン)の草洞公営駐車場の敷地にシネマパークが建設される。約5000平方メートル規模が予定されるこのビルは、古典・独立映画の上映館や映画博物館、映像資料の保管や閲覧室などが含まれた複合文化空間として使われる。

映画の制作環境も改善される。市は2018年までに約7000平方メートル規模の室内スタジオを新設する。ここには3つのスタジオや観覧体験施設が設けられる。今年から、公共機関所有の空きビルや廃校などが臨時のセット場として提供される。映画に頻繁に露出されたものの撮影支援が難しかった警察署や法定、面会室、病院などを作った都心型固定セット場を2017年までに建設する。ソウルで撮影する分量が多ければ、海外映画だけでなく、国内映画にもスタッフの人件費や撮影装備のレンタル、セット場やスタジオ提供などを支援する。

ソウル市は、競争力のある中低予算映画や独立映画を支援するため、500億ウォン規模(市が200億ウォン、民間が300億ウォン)の映画専門ファンドを2017年までに造成する。市は独立映画の活性化のため、制作費(純制作費の50%以内で支援)支援だけでなく、場所の提供やマーケティング、上映配給までをワンストップで支援する計画だ。今年は25本となっている独立映画への支援規模も徐々に増やし、2018年は35本へと拡大する。