「国民本塁打王」李承鎏、中等教科書に掲載

韓国プロ野球の本塁打記録（３９０本）を保持している「国民打者」李承鎏（イ・スンヨプ＝２９・三星）が中学校教科書に紹介された。サムヤンメディアの２０１５年改訂版教科書「進路と職業」は、各界で活躍している１７人の１人として紹介している。（写真）

サムヤンメディアは、「わが国には２万あまりの職業がある。長い間、多様な年齢層から愛された李承鎏選手をインタビューし、プロ野球選手の生活と働く人としての姿などの情報を提供するために企画した。李選手のインタビュー内容が育ち盛りの青少年にプラスの影響を与えるだろう」と説明した。

李承鎏は、教科書の２ページにわたって紹介されたインタビューの中で、「同じ年の友達が科学者、先生、医師、大統領などを将来の希望として挙げていたとき、自分は野球選手が夢だと話した」とし、「必ずしも野球でなくても良いと思う。勉強だけに縛られないで、スポーツを楽しむ人生を勧めたい」と話した。また「真の努力は絶対に裏切らない。挫けないで最善を尽くせば良い結果を得られる」と自身の座右の銘を紹介した。

李承鎏は「自分のことが教科書に掲載されたなんて信じられない。恥をかかないためには、引き続き野球で良い結果を出さないと」と意気込んだ。

uni@donga.com