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ゴッホの作品の中に「イエスと十二使徒」?

ゴッホの作品の中に「イエスと十二使徒」?

Posted March. 10, 2015 07:12,   

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印象派の巨匠、フィンセント・ファン・ゴッホが、傑作「夜のカフェテラス」の中にイエスと十二使徒を象徴する人物を描き入れたという主張が登場し、話題になっている。1888年に完成したこの作品は、当時ゴッホが暮らしたフランス南部のアルルのあるカフェの夕方の風景を描いている。

米インターネット新聞の「ハフィントンポスト」は日、美術研究家ジャレッド・バクスター氏の分析を引用して、画中の白い服に長い髪の人がイエス、テーブルに座り、周りで立っている人たちが十二使徒を象徴すると報じた。特に、カフェから出てくる一人が、イエスを裏切ったユダだと説明した。

バクスター氏はこのほかにも、この作品に様々な宗教的象徴が登場すると主張した。カフェの窓枠が十字架の形で、カフェを照らす黄色の電灯はイエスの後光の役割を果たしているという。ゴッホが好んで使った黄色は天国を意味するとも付け加えた。

バクスター氏は、このような象徴がゴッホの成長の背景とも深い関係があると分析した。ゴッホの父親は牧師、叔父は著名な神学者で、ゴッホ自身も画家になる前、父親と同じ牧師になることを希望した。実際、ゴッホはこの作品を描いた頃、弟テオに、「私は宗教が非常に必要だということを毎日感じる」という手紙を送っている。