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「国民体力100プログラム」をご存知ですか、スポーツの楽しさに嵌る

「国民体力100プログラム」をご存知ですか、スポーツの楽しさに嵌る

Posted March. 02, 2015 13:45,   

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イ・ヒヨンさん(52)は昨年5月、忠清北道(チュンチョンブクト)の嶺東(ヨンドン)大学・体力増進教室を訪ねてから、新たな人生を送っている。老衰している祖母の介護で体と心が疲れているところを、ここで実施している「国民体力100プログラム」を通じて元気を取り戻した。5月から7月までの8週間、週3回、毎回1時間運動をするプログラムに参加したから、運動が生活の一部となった。文化体育観光部と国民体育振興公団が「全国民の健康な100歳時代」を標榜して2012年から始めた「国民体力100」は、国民に科学的で規則的にスポーツ活動の楽しみを伝えている。

同プログラムは、国民の体力と健康増進のために、個別体力の状態を科学的な方法で測定・評価し、運動の相談や処方を提供する体育福祉サービスだ。体力水準に応じて適合型運動プログラムを提供することで継続的に参加できるよう、体系的に管理している。当初は高齢者向けのプログラムだったのですが、13歳以上の全ての年齢層に拡大して運営している。

今年、新たに9つのセンターを開所し、全国26の体力認証センターで訪問者に8〜10週間の体系的なトレーニングプログラムを提供している。イさんは、運動の処方を受けた後、往復長距離ランニングを8回から24回に増やした。心肺持久力はもちろん、筋力など全般的に体力が上がった。2012年に1万人あまりだったが、昨年は8万6000人あまりが体力認証センターを訪れた。2017年には認証センターを68ヵ所まで増やし、100万人以上の参加を目指している。

認証センターで管理している体力は大きく7つの要素からなっている。前年代層を対象には心肺持久力(心臓疾患、高血圧、脳血管疾患、慢性肺疾患などの予防と改善)と筋力や筋持久力(基本的体力の向上)、柔軟性(運動障害の予防)、体組成(体質量および体脂肪と心血管疾患、糖尿、がん関連の危険性の判断)の5つの要素を管理する。また、青少年と成人は敏捷性と瞬発力を、高齢者は筋機能と平衡性を管理する。プロセスが終われば、レベルに応じて国民体力認証書が与えられる。

国民体力100への参加は、ホームページ(nfa.kspo.or.kr)や体力認証センター(代表番号02−410−1014)から申し込める。競輪や競艇、スポーツtoto(体育振興くじ)で造成された国民体育振興基金の支援を受けるため、参加費は無料。



yjongk@donga.com