ＬＰＧＡで大活躍の韓国勢、豪州で３連勝に挑む

シーズン序盤から猛烈な勢いで米国女子（ＬＰＧＡ）ツアーを席巻している韓国勢は、旧正月休みにも休む暇がない。１５年シーズンの開幕後、米国で行なわれた２大会で優勝を獲得したのに続き、今週は１９日豪州メルボルンで開幕される「ＩＳＰＳハンダ・オーストラリアン女子オープン」で３連勝に挑む。

９８年パク・セリがＬＰＧＡツアーに進出して以降、韓国勢がシーズン開幕後の３大会で連続優勝を果たしたことはない。０６年シーズン開幕戦のＳＢＳオープンでキム・ジュミが首位に立ち、次の大会のフィールズオープンでイ・ミナが優勝のトロフィーを手にしたが、今年再び開幕後の２連勝を達成した。その主役はチェ・ナヨン（ＳＫテレコム）とキム・セヨン（未来アセット）だ。シーズン中３連勝の記録は、昨年８月と９月、ユ・ソヨン（カナディアン女子オープン）、ホ・ミジョン（ヨコハマタイヤＬＰＧＡクラシック）、キム・ヒョジュ（エビアン選手権）が作成した。

４日間にわたってロイヤル・メルボルン・ゴルフ・クラブで開かれる今大会で、チェ・ナヨンは開幕戦での優勝に続くシーズン２勝目を狙う。ＬＰＧＡツアーデビュー初年から成功可能性を認められたチャン・ハナ（ＢＣカード）と豪州でゴルフを習ったヤン・ヒヨン、昨年惜しくも優勝を逃し、準優勝したチェ・ウンジョン（ボルビック）も優勝候補として挙げられている。

在ニュージーランド韓国人で、豪州で強い印象を残した世界トップのリディア・コと昨年の優勝者であるカリー・ウェブ（豪州）、在豪州韓国人である新人イ・ミンジはホームアドバンテージを持っている。世界第２位のパク・インビと今年のバハマ・クラシック・チャンピオンであるキム・セヨンは出場しない。