Go to contents

対北肥料支援8年ぶり再開か、政府が民間団体の申請を検討

対北肥料支援8年ぶり再開か、政府が民間団体の申請を検討

Posted January. 31, 2015 07:28,   

한국어

今年、政府レベルの対北朝鮮支援の規模が拡大する見通しだ。政府は、民間団体の北朝鮮に対する肥料支援も条件が整い次第承認する方針で、時期を調整している。2007年に停止して以来8年ぶりに北朝鮮への肥料支援が再開されるのか注目される。

政府関係者は30日、「昨年、保険、農業、畜産分野で13の民間団体の北朝鮮支援事業に対して30億ウォンの南北協力基金を支援した。今年はさらに政府基金の規模を拡大する計画だ」と明らかにした。

別の関係者は、「民間団体が申請した小規模の肥料支援に対して(承認の)時期を考えている」と話した。北朝鮮が支援を受け入れるかどうか、分配の透明性といった条件が整えば、支援を承認する考えだ。政府は、民間の2団体が小規模の肥料支援の申請をしたと明らかにした。

民間団体が支援を推進する肥料は数百トン規模だという。政府と民間団体は、農作業が始まる春季に北朝鮮への肥料支援が必要だと考えており、時期は早ければ3月に実現するものと見える。ただ、北朝鮮が人道的支援に消極的な点が変数だ。