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議政府マンション火災、凍ったバイクの鍵穴にライターで溶かして発生した短絡が原因か

議政府マンション火災、凍ったバイクの鍵穴にライターで溶かして発生した短絡が原因か

Posted January. 21, 2015 07:00,   

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130人の死傷者を出した京畿道議政府(キョンギド・ウィジョンブ)のマンション火災事件について捜査している京畿議政府警察署は、最初に火が出た4輪オートバイの運転手・キム某氏(53)に対し、20日、失火及び過失致死傷容疑で拘束令状を申請した。

キム容疑者は10日午前9時13分ごろ、議政府3洞のテボングリーンアパート1階の駐車場にオートバイを止め、1分30秒間オートバイをいじったあと、自分の事務所に上っていった。キム容疑者は当時、寒さのため、オートバイからなかなかキーが抜けず、ポケットからライターを取り出して、キーボックスを溶かしたことが確認された。

警察は、火災直前の防犯カメラ(CCTV)を分析してこのような事実をつかみ、キム容疑者を追及して関連供述を確保した。キム容疑者がその場を離れてから1分あまり後、オートバイから火が出始め、3棟のビルや駐車タワー、一戸建て住宅などへと燃え移り、4人が死亡し126人が怪我をした。

警察は、キム容疑者がライターで過熱する際、電線の被覆が溶けて短絡が起き、火花が発生したものと見ている。しかし、ライター使用が発火の直接的原因だったかどうかについては、国立科学捜査研究院が詳しく調べている。令状実質審査は21日、議政府地裁で行われる。

一方、テボングリーンマンションのすぐ隣のドリームタウンには非住居用として許可を受けた一部のオフィス用マンションが区分けられているが、居住用ワンルームとして賃貸されたことを確認した警察は、建築法違反容疑でソ某氏(63)など、建築主2人を在宅起訴した。施工会社に対しては家宅捜索を行うなど、ずさんな施工についても捜査している。