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朴大統領、「統一-経済」で新年の第一歩

Posted January. 02, 2015 08:24,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は1日、光復(解放)70周年を迎える乙未の年の最初の日程として、ソウル銅雀区(トンジャクク)国立ソウル顕忠院(ヒョンチュンウォン)を参拝した。鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相と各省庁の長官・次官、韓光玉(ハン・グァンオク)国民大統合委員長など大統領所属委員会の委員長、金淇春(キム・ギチュン)大統領秘書室長や首席秘書官などが同行した。

朴大統領は芳名録に、「青羊の年と光復70周年を迎え、韓半島に平和と繁栄が宿るよう祈ります」と書いた。顕忠院の参拝を終えた後、朴大統領と顕忠院参拝の同行者たちは、大統領府で朝食会を共にした。メニューは雑煮だった。朴大統領は同行者たちと握手をし、「公職者の体は個人のものではないので健康に格別に留意して下さい」と声をかけた。

また朴大統領は、国民への「新年の辞」で明らかにしたように、「経済の活力を回復させ、内需を拡大しなければならない」と強調した。そして、「分断70周年の今年を統一準備の元年とし、準備しよう」と述べた。朴大統領は2日、5部要人や与野党指導部、政府の主要人物が参加する新年の挨拶会で、政権3年目の国政メッセージを述べる。この時も、経済と統一が主な話題になるものとみえる。

鄭首相は朝食会の前、挨拶の言葉で、詩人・朴斗鎮(パク・トゥジン)氏の「太陽」を引用して、「昨年多くの困難があったが再び太陽が昇ったように、熱心に働こう」と呼びかけたという。

朴大統領は2日、新年の挨拶会を皮切りに様々な意思疎通の行動に出る考えだ。大統領府は意思疎通のハイライトと言える「新年記者会見」の時期と方式をめぐって苦慮している。当初、「チョン・ユンフェ動向」文書問題が一段落した後、12日か13日頃に記者会見を行うことを検討した。しかし、新年記者会見が1月中旬になれば緊張感がなくなるという指摘を受け、時期を早める予定だ。朴大統領は7日と8日の日程を空けている。

記者会見の方式も、昨年のように朴大統領の冒頭発言後、記者と一問一答する形式を取らない可能性がある。大統領府内では、記者と10個ほどの質疑応答をするよりも、主な報道機関の編集・報道局長や政治部長を大統領府に招待して朴大統領と隔意なく対話することも検討している。大統領府は時期と方式の長所と短所を朴大統領に報告した。大統領府関係者は、「大統領の決定だけが残された」と伝えた。