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40歳過ぎても年俸1億ウォン、KIAの中継ぎチェ・ヨンピル

40歳過ぎても年俸1億ウォン、KIAの中継ぎチェ・ヨンピル

Posted December. 29, 2014 04:47,   

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KIAの投手チェ・ヨンピル(40・写真)の時間は逆回りするのか。

引退しないのがおかしいと思われる年だ。「諦めない男」チェ・ヨンピルが40歳を過ぎても、再び億クォン台の年俸者になりそうだ。KIAの関係者は、「まだ金額は決まっていないが、今シーズンのチーム貢献度が高いので、1億ウォンは間違いなく超えるだろう」と話した。

2014シーズンに7000万ウォンの年俸をもらったチェ・ヨンピルは、40試合に登板して4勝2敗14ホールド、防御率3.19を記録した。投手陣が崩壊したKIAでは断然目立つブルペン投手だった。しかも6月から登板して挙げた成績だった。

チェ・ヨンピルは今年3月、申告選手(日本の育成選手に相当)として契約した6月1日から1軍試合に出場した。登録した日にNC戦に登板し、4人の打者を完璧に抑えて復活を予告した。1997年に現代(ヒョンデ)の1巡目指名を受けてプロ入りし、2001年にハンファにトレードされた。2010シーズンを終えた後、自由契約選手(FA)資格を得たが、同年に1勝4敗、防御率7.45に止まった投手に興味を示す球団はなかったし、ハンファも受け入れてくれなかった。

「FA迷子」になったが、チェ・ヨンピルは野球を諦めなかった。メキシコリーグと日本の独立リーグで活躍しながら選手生活を続けた。2012年にSKと契約して韓国に戻ってきた。2013シーズンを終えて、SKは現役を引退して指導者になる道を提案したが、チェ・ヨンピルは選手生活を続けたいと主張した。

SKの保留選手リストからは除外されたが、今年3月に入団テストを受けて再びマウンドに立つことができた。母校の慶煕(キョンヒ)大学でインストラクターの仕事をしながらも、個人練習を欠かさなかったから可能だった。チェ・ヨンピルの年俸が最も多かったのはハンファでもらった2006年の1億3000万ウォンだ。最後に億ウォン台の年俸を受け取ったのは2009年(1億ウォン)のことだった。