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歴代大統領の親族と検察の悪縁、金泳三政権から朴槿恵政権まで

歴代大統領の親族と検察の悪縁、金泳三政権から朴槿恵政権まで

Posted December. 16, 2014 09:27,   

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歴代政権で大統領の親族は各種不祥事に関わって検察と悪縁を結んだ。

金泳三(キム・ヨンサム)政権では「小統領」と言われた次男、賢哲(ヒョンチョル)氏が関わった不正が明るみになった。賢哲氏は大統領府内部をはじめ与党と政府の要職に側近を配置し、国政運営の全般に深く関与したという批判を受けた。結局、賢哲氏は韓宝(ハンボ)不正事件に関わり、1998年に懲役2年を言い渡された。

1997年の大統領選で初の政権交代を実現した金大中(キム・デジュン)政権も、3人の息子(弘一氏、弘業氏、弘傑氏)が関わった不正事件で政権に汚点を残した。長男の洪一氏はナラ総合金融から1億5000万ウォンのロビー資金を受け取った罪で在宅起訴(2003年6月)され、次男の洪業氏は「李溶湖(イ・ヨンホ)ゲート」関連で利権絡みの請託の見返りなどとして47億ウォンを受け取った罪で拘束起訴(2002年6月)された。その1ヵ月前の2002年5月には三男の弘傑氏も「崔圭先(チェ・ギュソン)ゲート」捜査でスポーツくじ事業者選定に関連して36億ウォンあまりを受け取った罪で拘束起訴された。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権も例外ではなかった。盧元大統領の実兄、建平(コンピョン)氏が「烽下(ボンハ)大君」と呼ばれながら各種不祥事に醜名を流した。結局、2005〜2006年のセジョン証券売却過程に関与し、29億ウォンあまりを受け取った罪で2008年12月に拘束起訴され、服役した。

李明博(イ・ミョンバク)政権では、憲政史上初めて現職大統領の実兄が拘束される事態が起きた。貯蓄銀行の不正に関わり7億ウォンあまりを受け取った罪で2012年に拘束された李相得(イ・サンドク)元国会副議長が悲運の主人公だった。「万事は兄に通じる」と言われるほど、李大統領の在任中、強力な影響力を行使したが、「迎浦(ヨンポ=迎日・浦項)大君」の末路は哀れだった。

15日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の実弟でEG会長の志晩(チマン)氏は参考人として検察に出頭した。朴政権は、苛酷と言われるほど、志晩氏をはじめ親族を管理してきたと主張してきた。だが、朴大統領の長年の側近だったチョン・ユンフェ氏との権力暗闘説が表面化し、志晩氏も検察の痔事情聴取を受ける立場となった。