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「シャトルコック女王」の李孝貞、再びラケットを手にする

「シャトルコック女王」の李孝貞、再びラケットを手にする

Posted December. 12, 2014 08:50,   

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「シャトルコックの女王」という異名で名をはせた李孝貞(イ・ヒョジョン、34、写真)が、再びラケットを手にする。2011年に引退した李孝貞は、最近、金泉(キムチョン)市役所と入団契約を交わし、来年からコートに復帰することになった。

李孝貞は08年、北京五輪の混合ダブルスで、李龍大(イ・ヨンデ)と金メダルを獲得した後、10年の広州アジア大会の混合ダブルズで、シン・ベクチョルと再び優勝した。パートナーを組んだ李龍大とシン・ベクチョル共に、兵役免除の恩恵を受けたことで、李孝貞には、合法的な女性兵役ブローカーという異名がついたりもした。

178センチの大きな身長にパワフルな攻撃力を持っている李孝貞は、1999年から2010年までに、国家代表を務めたバドミントンの花形スターだった。11年10月、バスケットボール選手出身の檀國(タングク)大学バスケットボールのソク・スンホ・コーチと結婚し、2人の息子を産んだ。

11日、李孝貞の声は明るかった。「ある程度子育てをしてから、再び運動をやりたかった。チャンスが来て幸いだと思う。このごろは汗を流す喜びで充実している」

夫の職場のある忠清南道天安市(チュンチョンナムド・チョナンシ)に住んでいる李孝貞は、この3ヵ月間、毎日午前中に、フィットネスセンターでウェイトトレーニングやヨガなどをして、体を鍛えている。選手時代の体重を4キロほど上回るほど、減量に成功した。李孝貞は、金泉市役所チームには年明けから合流する計画だ。その前は、友人がコーチを務めている高校チームでトレーニングすることにした」と話した。

最近、韓国バドミントンは男子ダブルスが世界選手権の個人戦で、金、銀、銅を総なめするほど、大きく活躍しているものの、女子ダブルスや混合ダブルスは、世界トップとはなかなか縁がない。李孝貞の予期せぬ引退による影響もあった。「後輩たちにはすまない気持ちがある。私は微力ながら役に立ちたい」。国内舞台だけでなく、2016年のリオデザネイロ五輪にも挑戦する意思を明らかにした李孝貞は、「仁川(インチョン)アジア大会で、同い年のイ・ヒョンイルが代表チームに復帰して、金メダルを獲得する姿がうらやましかった」と笑った。