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今年三星の最大の立役者は「カーブドUHDテレビ」

今年三星の最大の立役者は「カーブドUHDテレビ」

Posted December. 06, 2014 08:54,   

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今年三星(サムソン)グループの最大の立役者は、「カーブド超高画質(UHD)テレビ」だった。史上最小規模で行われた昇格人事の中でも、社長と役員を相次いで輩出した三星電子の映像ディスプレイ事業部は5日、「誇らしい三星人賞」受賞者を3人も輩出した。誇らしい三星人賞は、毎年分野別に優れた業績・行動で他の模範となった三星グループ系列会社の職員に与えられる賞だ。今年は「功績賞」や「デザイン賞」、「技術賞」、「特別賞」など、部門別に計15人が選定しされた。

経営成果の拡大に貢献した職員に贈られる功績賞は、今年北米テレビ市場で史上最高のシェアを記録した三星電子のデイブ・ダス北米総括常務が受賞した。創造的な発想でデザインの水準を引き上げた役職員に与えられる「デザイン賞」は、カーブドUHDテレビをデザインした三星電子のソン・チェジュ首席が受賞した。また、カーブドUHDテレビ関連の中核技術を開発した三星電子の金グァンヨン常務は「技術賞」を獲得した。

今年1月、米ラスベガスのコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で、世界で始めて公開された三星カーブドUHDテレビは、有機発光ダイオード(OLED)テレビに比べ割安な価格を武器に、世界プレミアムテレビ市場の攻略に成功したという評価を受けている。この影響で、世界UHDテレビ市場に占める三星電子のシェアは今年第3四半期(7〜9月)に35.0%と1位を記録した。

同日午後、ソウル瑞草区(ソチョク)の三星電子ビルで開かれた授賞式には、三星生命の李洙彬(イ・スビン)会長を始めとする役員や受賞者の家族など約400人が出席した。受賞者には1職級の特別昇格とともに賞金1億ウォンが与えられた。