「これからは、サイバーマンデーだ」。米感謝祭(毎年11月第4週の木曜日)の翌日の「ブラックフライデー」にあわせて割引行事を行った国内流通会社各社が、1日からは、「サイバーマンデー」のセールに乗り出す。サイバーマンデーとは、ブラックフライデー後の最初の月曜日を指す言葉であり、感謝祭連休後、日常に戻ってきた消費者らが、コンピューターの前で、オンライン上ショッピングを楽しむことで売上げが高騰したことから由来した言葉だ。
ロッテデパートは、1日から5日にかけて、ロッテドットコムやロッテアイモール、エルロッテなどと共に、アウトドア衣類や化粧品などを、最大80%安く売る「サイバーマンデー」行事を行うと30日明らかにした。ロッテドットコムは同期間、K2やノスフェイスなど、20あまりのアウトドアブランドが参加して、30億ウォン分の衣類を販売する「12月のスポーツレジャーFINAL寒波期プロジェクト」イベントを進める予定だ。ロッテデパート・マーケティング部門のチン・ホ・オムニチャンネルチーム長は、「サイバーマンデー週間を『ブラックマンデー』と名づけて、デパートやオンライン上ショッピングモールで割引イベントを行う予定だ」と語った。
オープンマーケットのオークションは、靴ブランド「タムス」の米現地での割り引きイベントにあわせて、1月から5日にかけて、タムスの靴67種を最大60%割引販売する「タムススペーシャルウィーク」を行う。Gマーケットも1日から、カバンや靴、腕時計など、さまざまなファッション雑貨を普段よりやすく販売する割引展を開始する。
ロッテデパートの関係者は、「米流通会社各社は、ブラックフライデーのセール時に売れ残った在庫をサイバーマンデーに売りさばこうとするため、割引幅は相当大きいものとみられる」とし、「韓国流通会社各社もそれに供えて、大々的な割引イベントを行う」と話した。
一方、今年、米ブラックフライデーにはモバイルショッピングが大きな成長振りを見せた。韓国IBMによると、米国では今年の感謝祭連休期間中に、モバイル取引量が史上最高を記録し、パソコンの売上げを追い越したことが、調査の結果分かった。