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「セシボン友達」のアンコール公演、「この人気は終わりを知らない」

「セシボン友達」のアンコール公演、「この人気は終わりを知らない」

Posted November. 13, 2014 09:40,   

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「セシボンのブームが起きてから3、4年が過ぎているのに、依然その反応が熱く、信じられません。気を奮い立たせて頑張りたいと思います」

13日午後、歌手の金世煥(キム・セファン=66)の電話の声は、普段より一音くらい高かった。胸のどきめきや緊張感が、電話の向こうから伝わってきた。14日と15日、ソウル鐘路区(チョンノグ)の世宗(セジョン)文化会館の大劇場で行われる「セシボン仲間」(宋昌植、尹亨柱、金世煥、李相璧)コンサートの入場券は、同日現在、数枚しか残っておらず、ほぼ売り切れとなっている。今年4月、ソウル松波区(ソンパグ)オリンピック公園で行われた公演のアンコール舞台だ。(14日午後7時30分、15日午後7時。8万8000〜16万5000ウォン。お問い合わせは1544−7543)

「世宗文化会館の敷地にあったソウル市民会館が、音楽鑑賞室『セシボン』が位置していた武橋洞(ムギョドン)から近かったんですよ。当時あそこは、『道の向こうにあるあそこで、いつになったら歌うことができるんだろうか』と思う夢の舞台でした。1970年代、そこで行われた『歌謡大賞』の受賞式でトロフィーをもらったとき、様々な思いが頭を巡りました。江南(カンナム)が再開発される前のソウルで、『若者の町』といえば、ほかならぬ明洞(ミョンドン)と鐘路だったから、象徴性もあったし。」

2時間に渡って行われるアンコール舞台で、セシボン仲間は、従来のレパートリーに、ポップスやトロット(韓国演歌)のメドレーをくわえる計画だ。舞台は、 金世煥—宋昌植—尹亨柱—金世煥—ツインポリオ(宋昌植・尹亨柱)—セシボントリオ(金世煥・宋昌植・尹亨柱)の順で行われる。「歌手は3人だが、チームは5チームですね。歌う歌からすれば、4時間でも足りませんが、7080世代のためのレパートリーを厳選しました。」

「愛だよ」、「雨の旅人」、「愛する気持ち」、「ウェディングケーキ」、「白いハンカチ」を始めとするさまざまな歌が、思い出の旅を待っている。国内最高の専門演奏者といわれているギタリストのハム・チュンホが、再びセシボン仲間と合流して、舞台に上がる。尹亨柱(67)は、「公演をすることで、アナログ文化を懐かしがっていた中高年層に大勢会うことができた。観客はもちろん、我々セシボン友達もまた、あの時代に戻ったような気がした。最後の舞台だという気持ちで、一所懸命に準備したい」と話した。

セシボン友達の舞台は、今月末、仁川(インチョン)へと続く。(29日午後7時、仁川富平区体育館路のサムサンワールド体育館、7万7000〜11万ウォン、032−614−0343)。宋昌植(67)は、今回のソウル、仁川公演を最後に、当面、セシボン仲間公演から外れ、個人活動に専念することにした。